最期の楽園 | 甘酸っぺーを僕は信じる

最期の楽園

壁に開けられた2つの大きな窓

視界を確保しつつ、誰からも見られることはない

カーテン不要のこの開放感

まさに都市における最後の楽園


ある晴れた午後、ニヒルなあいつが現れた

空に向けて自慢の鼻を突き上げ咆哮

・・・

バリバリ・・バリバリバリーー

楽園は一気にざわめき始める


植物は仲間の死を弔う

虫たちは群れを成し物陰に隠れる

鳥たちは叫びながら飛び回る

サルは二足歩行研究を試すチャンスに拳を握る


そうユンボですよ

風呂上りに全裸で美・ウォーク出来ないじゃないの!!

今日も楽園会議は続く